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バングラデシュ

バングラデシュの安全情報

バングラデシュの安全情報一覧


バングラデシュの気候・風土

インドとミャンマーに囲まれたバングラデシュは、ガンジス川など大河の三角州が国土であり、その面積は日本の4割と小さいですが、1億6000万人もの人が住むとても人口密度が高い国です。
熱帯モンスーンの気候で、春から秋にかけての雨季と秋から春にかけての乾季に分かれ、夏に相当する4~5月には平均気温が30℃を超えますから夏の暑さ対策は必須です。
一方、冬は朝晩でも10℃前後にまでしか下がらないので、セーターなど厚手のものを用意しておけば大丈夫でしょう。

高温多湿であり、さらに衛生環境が悪いため、バングラデシュでは熱帯感染症がよく発生します。
赤痢、コレラ、腸チフス、ジアルジアなど消化器疾患が多いです。特に衛生状態が悪くなりやすい雨季に渡航する際は、十分注意してください。
日本人のなかにも腸チフスやパラチフスの発症が増えています。

あらかじめ受けておきたい予防接種には、大人ならA型B型肝炎日本脳炎破傷風狂犬病、それに腸チフスがあります。
子どもの場合は、破傷風・百日咳・ジフテリアの3種混合と、ポリオ風疹麻疹、ロタウイルス、そのほかBCGや肺炎球菌、Hibの予防接種も済ませておくべきです。

バングラデシュは医師や看護師の数がとても少なく、救急疾患にいつでも対応できる医療機関はほとんどありません。医療設備や血液製剤も不十分で、医療に対する感覚が日本とは異なりますから、専門的な治療が必要な時は、帰国するかシンガポールなど国外に出た方がよいでしょう。

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バングラデシュで注意すべき感染症

バングラデシュで注意すべき感染症は以下の通りです。

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に広がり、けいれんを起こしたり呼吸困難になって死に至るケースもあります。 海外に長期間滞在する場合や切り傷などの怪我をしやすい場所に行く場合には事前に予防接種によって免疫をつけることが有効です。予防接種の抗体は10年程度で切れるため、最後の予防接種から10年以上経過している場合には接種が必要になります。

    破傷風とは?症状や予防接種について >>

  • A型肝炎

    A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が現れます。 感染した場合、特別な治療法はなく1~2ヶ月程度安静にし続けることが必要になります。60才以下のほとんどの日本人はA型肝炎の免疫を持っていないため、予防接種によって免疫をつけることが必要になります。

    A型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場合は潜伏期間の後、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が起こります。皮膚発疹や関節の痛みが生じることがあります。 急性肝炎になると急性肝不全を起こし死に至ることもあります。また、慢性肝炎になった場合には長期にわたる治療を要し、最悪の場合は肝硬変や肝臓がんなどの命にかかわる病気を引き起こします。 B型肝炎の流行地域に長期間滞在する場合は予防接種によって免疫をつけることが必要になります。

    B型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し感染します。 感染すると潜伏期間の後に発熱、頭痛、全身の倦怠感、嘔吐、傷口の痛み、痙攣などの症状が出て、最終的には死に至ります。発症してしまうと明確な治療法はないため、海外に長期間滞在する場合や感染の可能性のある動物と触れる機会のある方には事前に予防接種によって対策することをおすすめします。

    狂犬病とは?症状や予防接種について >>

  • 日本脳炎

    日本脳炎は日本を含むアジアで広く発生している感染症で蚊によって伝播していきます。感染した人のうち、実際に発症するのは100人から1000人に1人の割合と言われていますが、発症すると脳炎による意識障害をおこし、死亡することも少なくありません。発症した場合の致死率は30%ほどと言われています。また、発症後の生存者の30~50%には麻痺や痙攣発作、言語障害などの後遺症が残ると言われています。 日本を含む多くのアジア諸国で見られる感染症で発症した際の死亡リスクが非常に高いため、長期にアジア諸国の流行地、特に農村部に滞在する場合には事前に予防接種により対策をすることをおすすめします。特に近年まで日本脳炎の定期接種が行われていなかった北海道の方は、アジア渡航の際には注意が必要です。

    日本脳炎とは?症状や予防接種について >>

  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言われています。感染すると10~12日の潜伏期間の後に発熱、咳、鼻汁、目の充血、発しんなどの症状が出ます。肺炎や脳炎になるケースもあり、1000人に1人程度は死亡すると言われています。 麻しんは非常に感染力が高いため、海外渡航中に発症した場合は感染拡大を防ぐために本人および同行者の移動は厳しく制限されます。そのため、いままでに2回の定期予防接種を受けて麻しんに対する免疫をつけていることが非常に重要になります。いままでに2回の予防接種を受けていない方、または予防接種回数が不明な方は予防接種を受けることをおすすめします。(1979年から1987年生まれの日本人は麻しん予防接種を受けていない方が多いことがわかっており、ワクチン接種が推奨されています)

    麻しん(はしか)とは?症状や予防接種について >>

  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状が出ます。脳炎や血が止まらなくなる血小板減少性紫斑などの合併症を発症する場合もあります。また妊娠20週ごろまでの妊婦が風しんウイルスに感染すると、生まれてくる子供が先天性風しん症候群(眼や心臓、耳などに障害を持つ)を発症する可能性があります。 風しんは非常に感染力が高いため、海外渡航中に発症した場合は感染拡大を防ぐために本人および同行者の移動は厳しく制限されます。いままでに2回の予防接種を受けていない方、または予防接種回数が不明な方は予防接種を受けることをおすすめします。(日本では1967年から1987年生まれの男性および1979年から1987年生まれの女性は風しん予防接種を受けていない方が多いことがわかっており、ワクチン接種が特に推奨されています)

    風しんとは?症状や予防接種について >>

バングラデシュで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Sapporo Dental Clinic(札幌歯科)
地域ダッカ市
住所House No.88, Road 23, Block A, Banani, Dhaka
電話番号(02)-882-7878,01772-984459
URL -
日本語対応
英語対応
概要1993年に歯科医 Dr. M. A. Hannanと Dr. Mohiuddin Ahmedが開院した歯科医院です。 診療時間は土~木曜日10時00分~21時00分。金曜日休診。救急対応なし。
施設名Center For Specialised Care & Research(CSCR)
地域チッタゴン市
住所1675/A, O.R. Nizam Road, Chittagong
電話番号(031)-255-4455,
URL -
日本語対応 不明
英語対応
概要日本留学経験のある消化器外科医のDr. Md. Sanaullah Shellyが勤務しています。診療時間は土~木曜日8時30分~12時00分,15時00分~21時00分。金曜日休診。緊急時24時間対応。
施設名Family Health Practice Clinic
地域ダッカ市
住所Road 3, Baridhara, Dhaka(American International School Dhaka(AISD),第2ゲート内)
電話番号01713-396770,01713-396771(電話受付時間:8時30分~17時00分)
URL -
日本語対応 不明
英語対応
概要感染症の専門機関であるicddr,b(International Centre for Diarrhoeal Disease Research, Bangladesh)がアメリカンスクール(AISD)内に作ったクリニックです。診療時間は土~木曜日13時30分~17時00分。金曜日休診。救急対応なし。 診察時の使用言語:英語。診療科目:内科,小児科。外来予約必ず必要。成人および小児(乳児含む)の健康診断は可能。
施設名Dr. M. A. Wahab's Clinic(ワハーブ・クリニック)
地域ダッカ市
住所Road 3, Baridhara, Dhaka(American International School Dhaka(AISD),第2ゲート内)
電話番号01713-396770,01713-396771(電話受付時間:8時30分~17時00分)
URL -
日本語対応 不明
英語対応
概要感染症の専門機関であるicddr,b(International Centre for Diarrhoeal Disease Research, Bangladesh)がアメリカンスクール(AISD)内に作ったクリニックです。診療時間は土~木曜日13時30分~17時00分。金曜日休診。救急対応なし。 診察時の使用言語:英語。診療科目:内科,小児科。外来予約必ず必要。成人および小児(乳児含む)の健康診断は可能。
施設名Aichi Hospital(愛知病院)
地域ダッカ市
住所Hospital Complex, Plot No.35&37, Sector-8, Abdullahpur, Uttara, Dhaka
電話番号(02)-891-6290 / 01744-463766
URL -
日本語対応
英語対応
概要1995年に小児外科医Dr. Moazzem Hossainが開院し,2010年に移転した病院です。診療時間は土~木曜日8時00分~12時00分(小児外科と産婦人科のみ),16時00分~22時00分(非常勤医)。金曜日休診。緊急時24時間対応。 診察時の使用言語:英語,ベンガル語,日本語(Dr. Hossain)。 診療科目:内科,外科,小児科,産婦人科,循環器内科,腎臓内科,神経内科,小児外科,整形外科,泌尿器科,耳鼻咽喉科,皮膚科,脳外科,眼科(小児外科と産婦人科以外は非常勤)。外来予約不要。成人および小児(乳児含む)の健康診断は可能。
施設名Yamagata Dhaka Friendship Hospital(山形ダッカ友好病院)
地域ダッカ市
住所Plot No.6/7, Block-A, Lalmatia, Dhaka
電話番号(02)-912-9354,01819-218902(Dr. Rahman)
URL -
日本語対応
英語対応
概要1997年に整形外科医Dr. Eklasur Rahmanが日本の援助で開院した病院です。設備はやや古いですが,日本のシステムを基本とした病院です。診療時間は土~木曜日9時00分~17時00分(Dr. Rahman), 17時00分~20時00分(非常勤医)。金曜日休診。緊急時24時間対応。 診察時の使用言語:英語,ベンガル語,日本語(Dr. Rahman)。 診療科目:整形外科,歯科,内科,外科,呼吸器内科,小児科,産婦人科,耳鼻咽喉科,皮膚科,脳外科,眼科,形成外科,麻酔科(整形外科以外は非常勤)。外来予約不要。成人および小児(乳児含む)の健康診断は可能。
施設名AIKO Dental & Implant Clinic(アイコ歯科)
地域ダッカ市
住所House No.155/E, Road 11, Banani, Dhaka (HSBC Bank Building)
電話番号(02)-988-5426, (02)-988-4066
URL -
日本語対応
英語対応
概要2008年に歯科医Dr. Mahfujul Haq Khanが開院した歯科医院です。診療時間は土~木曜日10時00分~13時00分,16時30分~20時00分。金曜日休診。救急対応なし。診察時の使用言語:英語,ベンガル語,日本語(Dr. Khan)。
施設名United Hospital
地域ダッカ市
住所Plot No.15, Road 71, Gulshan-2, Dhaka
電話番号(02)-883-6444,(02)-883-6000,01914-001234(救急用),10666(ホットライン)
URL -
日本語対応 不明
英語対応
概要2006年に開院した総合病院です。診療時間は土~木曜日9時00分~18時00分。金曜日休診。緊急時24時間対応で救急車あり(距離に応じて料金加算)。 診察時の使用言語:英語,ベンガル語。 診療科目:内科,外科,小児科,産婦人科,循環器内科,消化器内科,呼吸器内科,腎臓内科,神経内科,内分泌内科,胸部外科,心臓外科,整形外科,泌尿器科,耳鼻咽喉科,皮膚科,脳外科,眼科,形成外科,精神科,麻酔科,歯科。外来予約不要。成人および小児(乳児含む)の健康診断は可能。
施設名Apollo Hospital
地域ダッカ市
住所Plot No.81, Block-E, Bashundhara R/A, Dhaka
電話番号02-843-1661
URL なし
日本語対応
英語対応
概要2005年に開院したインドのApollo Hospital系の総合病院で,バングラデシュで初めて国際的な医療評価基準JCI(Joint Commission International)認証を取得しました。病院の規模も大きく対応も比較的しっかりしています。診療時間は土~木曜日9時00分~17時00分。金曜日休診。緊急時24時間対応で救急車あり(距離に応じて料金加算)。 診察時の使用言語:英語,ベンガル語,日本語(循環器内科Dr. A.H.M Waliul Islam)。 診療科目:内科,外科,小児科,産婦人科,循環器内科,消化器内科,呼吸器内科,腎臓内科,神経内科,内分泌内科,胸部外科,心臓外科,整形外科,泌尿器科,耳鼻咽喉科,皮膚科,脳外科,眼科,形成外科,精神科,麻酔科,歯科。外来予約不要。成人および小児(乳児含む)の健康診断は可能。 支払い方法:タカ貨による現金及びクレジットカード(VISA, Master, Amex)可。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載