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ジブチ


ジブチの気候・風土

ジブチ共和国(通称ジブチ)は、アフリカの北東部に位置しています。
面積は四国の約1.3倍で、エリトリアとエチオピア、ソマリアに接しており、紅海に面しています。

ジブチは地球上で最も暑い国として知られています。
1年の気温の変化があまりない熱帯性気候帯で、5月から9月にかけては最高気温が45度にも上昇します。

ジブチは経済状況があまり思わしくなく、衛生事情も良いとは言えません。
食品販売店やレストランの衛生管理も不十分です。水道水にも雑菌や鉄さびなどが含まれるため、飲むことは避けたほうがいいでしょう。
細菌やウイルス、そして食品などから感染性胃腸炎が心配されています。

他にも、車の排気ガスなどが原因とみられる急性呼吸器疾患、蚊を媒体とするマラリアやデング熱などに注意が必要です。
長袖・長ズボンを着用し肌の露出を避け、虫よけを使用するなど蚊への対策をおすすめします。

その他に注意すべき感染症は、A型肝炎B型肝炎破傷風狂犬病腸チフス髄膜炎、ポリオなどです。
これらの感染症はすべて有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前に予防接種は受けておくと安心です。


ジブチで注意すべき感染症

ジブチで注意すべき感染症は以下の通りです。

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に広がり、けいれんを起こしたり呼吸困難になって死に至るケースもあります。 海外に長期間滞在する場合や切り傷などの怪我をしやすい場所に行く場合には事前に予防接種によって免疫をつけることが有効です。予防接種の抗体は10年程度で切れるため、最後の予防接種から10年以上経過している場合には接種が必要になります。

    破傷風とは?症状や予防接種について >>

  • A型肝炎

    A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が現れます。 感染した場合、特別な治療法はなく1~2ヶ月程度安静にし続けることが必要になります。60才以下のほとんどの日本人はA型肝炎の免疫を持っていないため、予防接種によって免疫をつけることが必要になります。

    A型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場合は潜伏期間の後、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が起こります。皮膚発疹や関節の痛みが生じることがあります。 急性肝炎になると急性肝不全を起こし死に至ることもあります。また、慢性肝炎になった場合には長期にわたる治療を要し、最悪の場合は肝硬変や肝臓がんなどの命にかかわる病気を引き起こします。 B型肝炎の流行地域に長期間滞在する場合は予防接種によって免疫をつけることが必要になります。

    B型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し感染します。 感染すると潜伏期間の後に発熱、頭痛、全身の倦怠感、嘔吐、傷口の痛み、痙攣などの症状が出て、最終的には死に至ります。発症してしまうと明確な治療法はないため、海外に長期間滞在する場合や感染の可能性のある動物と触れる機会のある方には事前に予防接種によって対策することをおすすめします。

    狂犬病とは?症状や予防接種について >>

  • ポリオ

    ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難により死亡するケースもあります。 ポリオ流行地域はアフガニスタン、ナイジェリア、パキスタン。その他にもポリオが発生している地域に渡航する際には以前にポリオの予防接種を受けていたとしても、追加接種をすることをおすすめします。また、1975年から1977年生まれの方はポリオに対する免疫が低いことが判明しているので、ポリオ発生国以外に渡航する際にはワクチンの追加接種をご検討ください。

    ポリオとは?症状や予防接種について >>

  • 腸チフス

    腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、疲労感、頭痛、嘔気、腹痛、便秘、下痢などの症状があらわれます。重症化すると腸からの出血や腸に穴が開くなどの症状が出、死に至るケースもあります。 腸チフスには予防接種が有効ですが、腸チフスのワクチンは日本では承認されていないため接種をしたい場合は対応可能な医療機関で輸入ワクチンを取り寄せて接種する必要があります。

    腸チフスとは?症状や予防接種について >>

  • 髄膜炎

    髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、首を動かしにくくなる硬直などの症状が出ます。発症した場合症状の進行が非常に早い感染症です。 致死率が高く、治療をしない場合50%は死に至るともいわれています。また、手足の切断や難聴、言語障害や知能障害などの後遺症が残るケースも多いようです。感染した場合のリスクが非常に高いため、流行地であるアフリカ中部へ渡航する際には予防接種を受けることをおすすめします。

    髄膜炎とは?症状や予防接種について >>

  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言われています。感染すると10~12日の潜伏期間の後に発熱、咳、鼻汁、目の充血、発しんなどの症状が出ます。肺炎や脳炎になるケースもあり、1000人に1人程度は死亡すると言われています。 麻しんは非常に感染力が高いため、海外渡航中に発症した場合は感染拡大を防ぐために本人および同行者の移動は厳しく制限されます。そのため、いままでに2回の定期予防接種を受けて麻しんに対する免疫をつけていることが非常に重要になります。いままでに2回の予防接種を受けていない方、または予防接種回数が不明な方は予防接種を受けることをおすすめします。(1979年から1987年生まれの日本人は麻しん予防接種を受けていない方が多いことがわかっており、ワクチン接種が推奨されています)

    麻しん(はしか)とは?症状や予防接種について >>

  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状が出ます。脳炎や血が止まらなくなる血小板減少性紫斑などの合併症を発症する場合もあります。また妊娠20週ごろまでの妊婦が風しんウイルスに感染すると、生まれてくる子供が先天性風しん症候群(眼や心臓、耳などに障害を持つ)を発症する可能性があります。 風しんは非常に感染力が高いため、海外渡航中に発症した場合は感染拡大を防ぐために本人および同行者の移動は厳しく制限されます。いままでに2回の予防接種を受けていない方、または予防接種回数が不明な方は予防接種を受けることをおすすめします。(日本では1967年から1987年生まれの男性および1979年から1987年生まれの女性は風しん予防接種を受けていない方が多いことがわかっており、ワクチン接種が特に推奨されています)

    風しんとは?症状や予防接種について >>

ジブチで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Centre médico-chirurgical interarmées 仏軍統合外科系医療センター(CMCIA)
地域ジブチ
住所ジブチ駐留フランス軍基地内。
電話番号21450302
URL なし
日本語対応 不明
英語対応
概要基本的にはフランス軍関係者のみの診療で,民間人は初診医の予約・紹介状が必須です。一般外科,整形外科,一般内科,歯科が設置されています(スタッフは4ヶ月毎の交代制)。単純X線撮影装置,CT,超音波診断装置,各種臨床検査機器の他,外来救急部,手術室,術後回復室等の施設が備わっています。医療スタッフは主にフランス人で,殆どの職員は,英語での会話も可能です。
施設名Centre Medical (通称)ポールメディカル
地域ジブチ市
住所ジブチ市内中心部,メネリック広場近く
電話番号21352724
URL 不明
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要ジブチ市内中心部,メネリック広場近くに位置し,同じ建物内の歯科,小児科とともにPole Medicalと呼ばれています。午前8時-12時,午後16時-19時。金曜,土曜休。 2名のフランス人医師が診療に従事しており,一般内科,眼科,耳鼻科,泌尿器科,皮膚科などのプライマリー・ケアに対応しています。入院施設はありません。 単純X線検査,超音波検査,眼底検査,心電図検査,血液,尿検査などが可能です。
施設名SOVEREIGN DJIBOUTI MEDICAL SERVICE(SDMS)
地域ジブチ市
住所ジブチ市内フランス大使館近くです。
電話番号21352585
URL 不明
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要午前7時-午後7時(毎日) 歯科医,総合内科医,家庭医,心臓病医などによるプライマリー・ケアに対応しています(産婦人科は2018年10月時点では準備中)。入院施設はありません。時間外診療(午後7時-午前7時)も行っています。単純X線検査,超音波検査,心電図検査,血液検査などが可能です。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載