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ミャンマー


ミャンマーの気候・風土

ミャンマーの気候は暑季と雨季、乾季の3つに分けることができます。まず3月から5月にかけては暑季になり、気温もかなり上がるため熱中症などにかからないように、こまめな水分補給などが必要になります。
日差しもかなり強くなりますので、この時期に旅行を考えているのであれば、日焼け止めクリームやサングラスなどを十分に用意しておきましょう。6月から10月にかけては雨季になり、季節性インフルエンザなどに注意することが必要です。

蚊の発生によってデング熱の危険性があるほか、食中毒なども起こりやすくなるので、外食の際には加熱処理された料理を食べるようにしましょう。できれば露店などではなく衛生面でしっかりしているレストランなどで食事をすることが大切です。
11月から2月にかけては気候も温暖で湿気もなくなるので、比較的過ごしやすい時期になります。


医療機関に関しては、都市部では市立のインターナショナルクリニックなどがあるとはいえ、専門医などは国外から来て診療をしている場合がほとんどになります。
緊急に手術などが必要になった場合には、タイやシンガポールなどに緊急移送されることもあります。軽度の病気や怪我であれば、国内の医療機関を利用することができますが、入院の際には看護や食事などは、患者側が準備をする必要がありますので、旅行者には難しい場合が多いのです。
以上のような理由から、狭心症や心筋梗塞など心臓病の既往がある場合の旅行や滞在は勧められていません。


ミャンマーで注意すべき感染症

ミャンマーで注意すべき感染症は以下の通りです。

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に広がり、けいれんを起こしたり呼吸困難になって死に至るケースもあります。 海外に長期間滞在する場合や切り傷などの怪我をしやすい場所に行く場合には事前に予防接種によって免疫をつけることが有効です。予防接種の抗体は10年程度で切れるため、最後の予防接種から10年以上経過している場合には接種が必要になります。

    破傷風とは?症状や予防接種について >>

  • A型肝炎

    A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が現れます。 感染した場合、特別な治療法はなく1~2ヶ月程度安静にし続けることが必要になります。60才以下のほとんどの日本人はA型肝炎の免疫を持っていないため、予防接種によって免疫をつけることが必要になります。

    A型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場合は潜伏期間の後、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が起こります。皮膚発疹や関節の痛みが生じることがあります。 急性肝炎になると急性肝不全を起こし死に至ることもあります。また、慢性肝炎になった場合には長期にわたる治療を要し、最悪の場合は肝硬変や肝臓がんなどの命にかかわる病気を引き起こします。 B型肝炎の流行地域に長期間滞在する場合は予防接種によって免疫をつけることが必要になります。

    B型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し感染します。 感染すると潜伏期間の後に発熱、頭痛、全身の倦怠感、嘔吐、傷口の痛み、痙攣などの症状が出て、最終的には死に至ります。発症してしまうと明確な治療法はないため、海外に長期間滞在する場合や感染の可能性のある動物と触れる機会のある方には事前に予防接種によって対策することをおすすめします。

    狂犬病とは?症状や予防接種について >>

  • ポリオ

    ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難により死亡するケースもあります。 ポリオ流行地域はアフガニスタン、ナイジェリア、パキスタン。その他にもポリオが発生している地域に渡航する際には以前にポリオの予防接種を受けていたとしても、追加接種をすることをおすすめします。また、1975年から1977年生まれの方はポリオに対する免疫が低いことが判明しているので、ポリオ発生国以外に渡航する際にはワクチンの追加接種をご検討ください。

    ポリオとは?症状や予防接種について >>

  • 日本脳炎

    日本脳炎は日本を含むアジアで広く発生している感染症で蚊によって伝播していきます。感染した人のうち、実際に発症するのは100人から1000人に1人の割合と言われていますが、発症すると脳炎による意識障害をおこし、死亡することも少なくありません。発症した場合の致死率は30%ほどと言われています。また、発症後の生存者の30~50%には麻痺や痙攣発作、言語障害などの後遺症が残ると言われています。 日本を含む多くのアジア諸国で見られる感染症で発症した際の死亡リスクが非常に高いため、長期にアジア諸国の流行地、特に農村部に滞在する場合には事前に予防接種により対策をすることをおすすめします。特に近年まで日本脳炎の定期接種が行われていなかった北海道の方は、アジア渡航の際には注意が必要です。

    日本脳炎とは?症状や予防接種について >>

  • 腸チフス

    腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、疲労感、頭痛、嘔気、腹痛、便秘、下痢などの症状があらわれます。重症化すると腸からの出血や腸に穴が開くなどの症状が出、死に至るケースもあります。 腸チフスには予防接種が有効ですが、腸チフスのワクチンは日本では承認されていないため接種をしたい場合は対応可能な医療機関で輸入ワクチンを取り寄せて接種する必要があります。

    腸チフスとは?症状や予防接種について >>

  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言われています。感染すると10~12日の潜伏期間の後に発熱、咳、鼻汁、目の充血、発しんなどの症状が出ます。肺炎や脳炎になるケースもあり、1000人に1人程度は死亡すると言われています。 麻しんは非常に感染力が高いため、海外渡航中に発症した場合は感染拡大を防ぐために本人および同行者の移動は厳しく制限されます。そのため、いままでに2回の定期予防接種を受けて麻しんに対する免疫をつけていることが非常に重要になります。いままでに2回の予防接種を受けていない方、または予防接種回数が不明な方は予防接種を受けることをおすすめします。(1979年から1987年生まれの日本人は麻しん予防接種を受けていない方が多いことがわかっており、ワクチン接種が推奨されています)

    麻しん(はしか)とは?症状や予防接種について >>

  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状が出ます。脳炎や血が止まらなくなる血小板減少性紫斑などの合併症を発症する場合もあります。また妊娠20週ごろまでの妊婦が風しんウイルスに感染すると、生まれてくる子供が先天性風しん症候群(眼や心臓、耳などに障害を持つ)を発症する可能性があります。 風しんは非常に感染力が高いため、海外渡航中に発症した場合は感染拡大を防ぐために本人および同行者の移動は厳しく制限されます。いままでに2回の予防接種を受けていない方、または予防接種回数が不明な方は予防接種を受けることをおすすめします。(日本では1967年から1987年生まれの男性および1979年から1987年生まれの女性は風しん予防接種を受けていない方が多いことがわかっており、ワクチン接種が特に推奨されています)

    風しんとは?症状や予防接種について >>

ミャンマーで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Samitivej Parami Clinic
地域ヤンゴン市
住所No.60 G-1, New Parami Rd, Mayangone T/S (Parami General Hospital 11階)
電話番号01-657987, 01-660083 (内線 1111)
URL https://www.samitivejhospitals.com/samitivej-international-clinic/
日本語対応
英語対応
概要外国人医師の診療は月曜日~金曜日。バンコクSamitivej病院との提携。日本語通訳等サービスとして,ジャパニーズメディカルデスク(電話 09-4513-20490)を利用することが可能
施設名Grand Hantha International Hospital
地域ヤンゴン市
住所No. 3, Narnat Taw Street, Corner of Kyimyindaing and Strand road, Kamaryut T/S
電話番号01-523000, 01-523111, 01-523222
URL http://www.grandhantha.com/grandhantha/
日本語対応 不明
英語対応
概要2017年に開院した新しい総合病院で,最新の医療機器を揃えている。
施設名Asia Pacific Centre for Medical & Dental care (ワクチン可)
地域ヤンゴン市
住所98A Kaba Aye Pagoda Rd, Bahan T/S
電話番号01-553783 / 09-73056079
URL -
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要入院設備はないが,日常診療で外国人が受診しやすい。ワクチン接種などでも気軽に受診できる。Kaba Aye Pagoda Rd沿い,パールコンド少し北,Swiss Times Square(時計店)の向かい側にある。
施設名LEO Medicare (Victoria Hospital内・ワクチン可)
地域ヤンゴン市
住所No.68 Tawwin Rd, 9 Mile, Mayangone T/S
電話番号01-651238, 09-49585955,09-977809085
URL -
日本語対応
英語対応
概要日本人医師(伊藤 哲 医師)診療は,日曜日・祝日を除く9時~17時30分。それ以外の時間は,ミャンマー人医師が常時勤務で,英語対応可。入院はVictoria Hospitalで可能。救急車サービス有り(有料)。
施設名Asia Royal Hospital (心疾患の場合はここを受診するべき)
地域ヤンゴン市
住所14 Baho Street, Sanchaung T/S
電話番号01-538055, 01-538054 (ミャンマー語で自動応答,1006/1007をプッシュすると英語対応可能な受付に繋がる)
URL http://asiaroyalhospital.com/
日本語対応 不明
英語対応
概要24時間サービスの救急外来あり。SOSクリニックで入院が必要と判断された場合に利用されている。循環器内科の診断・治療では定評があり。冠動脈造影設備も備えている。脳卒中の邦人が複数入院したことがある。タクシーで行く場合には「アシャ トーウィン セェーヨォオン」と伝えた方が通じやすい。
施設名Pyi Taw Thar Complete Dental Care
地域ヤンゴン市
住所No 1/2, First floor, Corner of Insein Road and Kyaik Wine Pagoda Road Thamine Junction
電話番号09-954495999
URL -
日本語対応
英語対応 不明
概要Dr. Han Kyaw Lin が,平日日中勤務,要確認。予約が望ましい。日本で教育を受けており,日本語堪能。
施設名Shwe Bhone Dental Care
地域ヤンゴン市
住所No. 73-5 Yadana Lane 3, Bauk Htaw, Thingangyun T/S
電話番号09-789002888,09-789003888
URL -
日本語対応
英語対応 不明
概要日本人歯科医師による診療(火曜・金曜以外)。
施設名Mr. Dentist Clinics
地域ヤンゴン市
住所Building A1- Room 1, Corner of Baho street and Kittar street, 57 Thazin Gayhar, Sanchaung T/S
電話番号09-8612274,01-513649
URL -
日本語対応
英語対応
概要Dr. Min Yaung(要予約)。英語可。少しの日本語も可。
施設名Uni Dent Dental Clinic
地域ヤンゴン市
住所134, New University Road, Saya San Ward, Bahan T/S
電話番号09-73037811
URL -
日本語対応
英語対応 不明
概要Dr. Kyu Kyu Swe Win (要予約)。日本語可。ヤンゴンでの診療は週末のみ(平日はマンダレー勤務)。診察時間は,土・日曜日12時~14時。
施設名Dental Clinic, Grand Hantha International Hospital
地域ヤンゴン市
住所No. 3, Narnat Taw Street, Corner of Kyimyindaing and Strand road Kamaryut T/S
電話番号01-523000, 01-523111, 523222 (Ext: Dental clinic 2120)
URL -
日本語対応
英語対応
概要Prof. U Thein Kyu(要予約)。日本語・英語可。診察時間は,月曜日9時~12時。水曜9時-15時。他37名の歯科医勤務。
施設名International SOS Clinic(ワクチン可・国外緊急搬送サービスあり)
地域ヤンゴン市
住所37 Kaba Aye Pagoda Rd, Mayangone T/S (Inya Lake Hotel敷地内)
電話番号01-657922
URL なし
日本語対応
英語対応
概要緊急移送時にも対応可。入院や精密検査の設備はない。日本人看護師が,日本人コーディネーターとしてサポートを行っている。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載