ダニ脳炎と予防接種


ダニ脳炎とは

ダニ脳炎はヨーロッパからロシア、中国まで広く存在する感染症です。
日本人観光客にも人気のオーストリア・ウィーンの森やロマンチック街道でも有名なドイツ・バイエルン州でも患者が多数発生しています。ダニに噛まれることで感染します。

感染すると4日~28日の潜伏期間の後に頭痛、筋肉通、倦怠感や発熱など、インフルエンザのような症状があらわれます。
悪化すると脳に障害が出て、呼吸ができなくなり、死に至る場合もあります。ほとんどの場合は回復しますが、長期間の療養が必要になるケースもあります。

ダニ脳炎には予防接種が有効ですが、ダニ脳炎のワクチンは日本では承認されていないため接種をしたい場合は対応可能な医療機関で輸入ワクチンを取り寄せて接種する必要があります。


ダニ脳炎のポイント

・ヨーロッパからロシア、中国で発生
・オーストリア・ウィーンの森やドイツ・バイエルン州でも多数発生
・ウィルスに感染したダニに噛まれることで感染する
・頭痛、筋肉通、倦怠感や発熱などインフルエンザのような症状が出る
・死に至るケースもある
・長期間の療養が必要になる場合も
・予防接種による予防が有効だが、日本では未承認のため輸入ワクチンを接種する


ダニ脳炎のリスクがある国

ヨーロッパからロシア、中国まで広く存在。日本人観光客にも人気のオーストリア・ウィーンの森やロマンチック街道でも有名なドイツ・バイエルン州でも患者が多数発生しています。


ダニ脳炎の予防

ダニに噛まれないようにすること。流行地では長袖・長ズボンや手袋を着用して肌の露出を避けてください。
ダニが多く存在する郊外や森林に行く場合にはダニに有効な成分・ディート(DEET)を含む虫よけ剤や防虫スプレーを使用してください。


ダニ脳炎予防接種の必要性

流行地域に長期間渡航する場合は事前に予防接種を受けることで対策をおすすめします。


ダニ脳炎予防接種の費用

ワクチンの種類や医療機関によって予防接種費用は異なりますが、一般的なワクチンの予防接種費用は1回あたり12000円~18000円(税抜き)程度のようです。詳しくは受診する医療機関にお問い合わせください。


ダニ脳炎予防接種の回数

一般的なダニ脳炎ワクチンは3回、接種が必要です。
初回接種後の1~3ヶ月後に2回目。さらにその9~12ヶ月後に3回目の接種をします。
接種後は約3年間、抗体が持続します。詳しくは医療機関でお医者さんにご相談ください。



まとめ

流行地域に長期間渡航する場合は事前に予防接種を受けることで対策をおすすめします。